2014年5月23日

フェンダーカスタムショップのマスタービルダー、“ポール・ウォーラ―”によるギター・セットアップ

ポール・ウォーラ―が普段カリフォルニアで行っているギター製作作業をFender Showcaseでご覧いただけます!この貴重な機会をお見逃しなく!
開催日時
6/28(土)13:00~13:45
6/29(日)13:00~13:45
デニス・ガルスカ
Paul Waller
Master Builder
マスタービルダー、ポール・ウォーラーは南カリフォルニア生粋の木工職人の家系で生まれ育ったので、早い時期から木工技術、そしてギター製作の素養が備わっていたといえるだろう。
14才の時に高校の木工場で人生最初のギターを作ったのだが、その時から常に前を見据えていた。高校を卒業後、キャビネット・ショップに就職、その後、南カリフォルニアの小さなギター・メーカーを経て、2000年にアリゾナ州フェニックスにあるRobert-Venn School of Luthiery に入学。そこでエレキ・ギターやアコースティック・ギターの構造やリペア方法を幅広く習得し、さらには現在でも彼の得意分野であるアーチトップ製作を専攻した。
ウォーラーはRobert-Vennで習得した技術を活かす為2003年にフェンダーに入社、そしてアーチトップの巨匠ボブ・ベネデッドの元で2年間従事した後、カスタムショップのマスタービルダー達からギター製作の技術をもの凄い勢いで習得していった。
彼のフェンダー・カスタムショップでの作品は、Char、U2 のアダム・クレイトンのベース、ローリング・ストーンズのロニー・ウッドのストラトキャスターの共同製作などが挙げられる。さらには手作業で製作したアーチトップ・ギターや煉瓦を積み重ねたようなルックスの“carved brick”テレキャスター等、芸術性の高いギターも数多く手がけている。